ビール日和

(Takenori)

霞がかったような蒸し暑い夕方、久しぶりに自転車を走らせ家路に。ビルの谷間の向こう側。山の小さな谷間に真っ赤なオレンジの太陽。小さいけどとても熱い。感激の色、身体いっぱいそのエネルギーを感じる。ほら、あの線香花火の終わり頃。ぷりぷり、ぽにょ、ぽにょ。「わっぁ、おちるううう~。」くらいの感じ。はっ!前の車に気を取られた一瞬。また太陽に目をやると、一段と小さくなった、しかしそれでもそのエネルギーを放つその様に、息をのむと、その息に吹かれたようにふわっと太陽は消えた。後に残るは「あ~っ!!」という私の情けないさよならのため息。こんな熱い一瞬この命25年間であったかな。誰にでもある「私だけが目撃した」この感動の一瞬。みなこんな刻に合ったことがある
かな、と自問する。さっきしたことも忘れる私はますます疑しい。出会ったことがあるかどうかとにかく、この一瞬に誰しも感動を覚え勇気をもらう。一瞬は素晴らしい、すごい力がある。たった一瞬なのに。されどありがたい一瞬。

ところでこの線香花火のような太陽の話どこかの九州出身のおじさんがしてたような気が・・・。あ~、また思い出せない!

皆さんの感動の一瞬は何かな?