琵琶のひびきに出あう会~2016報告

琵琶のひびきに出あう会のチラシ本日は、【琵琶のひびきに出あう会】でした。
今回で二度目となる琵琶の演奏会。
筑前琵琶日本橘会より、重田旭照手(きょくしょうて)、そして、橘会師範であられます谷口旭佳(きょくか)の、お二方にご演奏いただきました。

本日、ご参加の方々は、市内からお越しの方が多く、総勢19名の中での演奏会でした。なんとも贅沢なことに、会場の座席からは、琵琶をまじかでご覧いただきながら、お聴きいただくことができました。
演目は、関ケ原(せきがはら)、一の谷、衣川の、豪華三演目をご披露くださりました。演目解説、演奏に入りますと、頭の中でその時代や歴史がよみがえるような、自然とその中に自分がとけ込んでいくような感覚がありました。そして、目の前で聴く琵琶の響きには、繊細でありながら、高く響きわたる迫力、瞳をとじれば、その情景が目の前に広がるような臨場感がありました。筑前琵琶の音色に、引き込まれそうで、とても素晴らしい演奏を聴かせていただきました。また、質疑応答の時間には、演奏者の重田さんが琵琶を持って、おひとり、おひとりの席を回ってくださり、ご参加された方々は、琵琶を実際に手で触れて、いろんな質問などもされていました。
琵琶に触れる、またとない機会、そこでの会話もいい交流となり、お喜びいただけたのではないでしょうか。

そして、人間に与えられ、備わっている素晴らしい感覚である・・・五感。
今日は五感がフル活動していたのではないでしょうか。見て感じる視覚。ひびき、音色を感じる聴覚。モノの温かみを感じる触覚。これらの感覚が研ぎ澄まされ、より鮮明に感じ、カラダに伝わってきたのではないでしょうか。
もしかしたら、鼻の効く方は、琵琶の楽器から伝わる、楽器そのものの匂いまで感じた方も、中には居られたかもしれませんね。

本日は、色んな方々が集い、同じ時を過ごしました。
当たり前だけど、今回の演奏会がなければ出逢わなかった人たち。何かを通して初めて出逢い、隣に座って同じものを共有する。その先には、他者理解や、相互理解につながっているのではないかと、改めて感じました。