琵琶の会を終えて~居心地のよい場は意識して守り育てなければ・・・

(by Shigeta)

今回のチャリティー演奏会。私の無謀な提案を受け、見事に実現して下さった、さわさわ関係者様に、心よりお礼を申し上げます。

初の試み、どうなるか不安でしたが、結果は素晴らしく、濃い時間を皆さんと共有でき、理想的な会だったと感じています。「演奏会の成功」。これは演奏者により定義が異なりますが、私にとっては会場に熱気が生まれたかが、大きな目安となります。演奏中、大粒の雨が頬にビシバシあたるが如く、会場から気配が飛んでくる。人間が無言で発する気合い、集中力と申しますか、会場から何かが伝わりました。それに後押しされ、私は約15分の演奏をさせて頂くことができました。

想像ですが、視覚障害の人達が外へ出る、それには勇気や気力も要るのでは・・・。時に不愉快な思いをしたり、不安な事もあるのでは・・・。それでも憶さず外出をする為には、色々と必要になるのでは・・・。そして、外出先のひとつになりうる町家カフェさわさわ。こういう場がいかに大切なものであるか・・・。今回、来場して下さった皆様が、寄付として幾らか多めに支払って下さった。それは、皆様からの応援であり、利用者さん達への励しと感じます。何人もの人びとの気持ちが寄り集まる。そこが嬉しいのです。思いをかけて下さった来場者の方々にも、深く深く御礼を申し上げます。

惜しみなく協力して下さった私の先生にも、心から感謝し、私も今後、更に精進します。いつか何処かで再び琵琶を耳にして頂く機会があると信じて。

居心地のよい場は意識して守り育てなければ、簡単に消えてしまうもの。さわさわchikuzenbiwa利用者さんや職員の方々、今回さわさわに初めて来て下さった皆様。皆様に敬意を表します。皆様が日々充実した時間を過ごされますように、みのり多く幸せであられますようにと、心から願います。

有難う御座いました。

重田旭照手(しげた きょくしょうて)