視覚障がい者にとっての非常ベルの音(警報音)

(Kana-J)

今日の送迎の道中での出来事についてお話させていただきます。

内容に入る前に、皆さんに先にお伝えしておきます。
ゼスト御池では、緊急時および、それ以外の場合でも警報機は鳴ることがございます。もちろん、メンテナンスや点検はあるかと思われますが、警報音が鳴っていても、警報音の後にアナウンスなどがない場合がございます。(事前にあるかもしれませんが、ハッキリとはわかりません)
もし、警報音の鳴っている時に歩いておられる場合は、慌てず、ゆっくり状況確認をお願いします。
そして、気を付けて歩くようにお願いします。

それでは、道中での出来事をお話します。
送迎の道中、市役所のゼスト御池に下る階段で、警報音が聞こえてくるのを感じました。
足が進むにつれ、だんだん警報音が近く、そして大きく聞こえてきます。
地下に着いても、しばらくは警報音が鳴りやみませんでした。
一体、何が起こっているのか。歩く周りの人たちも足を止め、不安な形相がうかがえます。
しかし、いくら周りも見渡しても、状況はいつもの地下街と何ら変わらないようです。
煙が出ていたり、慌てて走っている人たちが居るようすもなく。
また、お店の店員さんも、普段通りに働いておられます。
そうこうしているうちに、警報音がパッと鳴りやみました。
もしかして、警報機の点検だったのだろうかと思いながら、また歩き出しました。
しかし、点検にしてはアナウンスの一つも流れません。
点検ではなかったのだろうか。
また、事前にアナウンスや、お知らせがあったのだろうか。
色々考えましたが、結局、最後までその警報音が何のために鳴っていたのか、僕はわからないままでした。

ただ、一つ思ったのは、今日のような状況は何も起こっていなかったからこそ良かったものの、見えない、見えにくいぼくたちが単独歩行をしていたら、とても怖い出来事だったと思います。
突然の警報音に驚き、恐怖に駆られ、足が動かないということもありえるかもしれません。
このような緊急時以外での警報機の点検の際でも、事前と事後にアナウンスが必ず必要だと思います。
そして、  周りの状況を伝えてくれる人の存在の大きさや、伝えることの重要さを改めて痛感しました。

火災報知器